Co-founder, Fycely
Batsirai Madzonga
Talk
D.O.R.A.: What Can an Ancient Tradition Teach Us About Designing with AI?
D.O.R.A.——古い伝統は、AIとのデザインに何を教えてくれるのか?
AI によってインターフェースやデジタルプロダクトをつくるスピードが加速するなか、ひとつの問いが浮かぶ——私たちは“速く”デザインしているのか、それとも“より良く”デザインしているのか? 集合知と共有された理解を重んじるアフリカの哲学「ウブントゥ」に着想を得た D.O.R.A.(Design Oriented Reasoning Architecture)は、構造化された推論と協働的な知性をデザインプロセスに持ち込む AI フレームワーク。単にアウトプットを生成するのではなく、専門化した AI エージェントどうしが協働し、前提を疑い、文脈を踏まえてデザイン課題を推論していく方法を探る。Batsirai が D.O.R.A. の背景にある考え方を紹介し、デザインにおける知性の未来は古来の思考法の中にあるのではないか、と問いかける。
Profile
Batsirai Madzonga はアフリカと中東で17年以上にわたりデジタルプロダクトを構築してきたデザインリーダー。ケープタウン大学でコンピュータサイエンスを学び、デザインエージェンシーの立ち上げからキャリアをスタート。その後、中東の銀行業界でデザインを率い、チームを拡大し、デザインを事業戦略に組み込み、エンタープライズ規模でユーザー中心の金融プロダクトを築いてきた。現在は AI 感情分析プラットフォーム Fycely の共同創業者。著書『Devign Intervention』『The Ubuntu Design Framework』では、デザインリーダーシップと、倫理的でインクルーシブなイノベーションにおけるアフリカの価値観の役割を探っている。